驚天動地の一日(母の重症発覚)
Categoryヘッジホッグ・ファミリー★我家の紹介

この一週間は、わりと大変な日々を送っておりました。
まず日曜日からジーンと頭痛が始まり、洟は出る、咳は出る、熱は出る、とうとう月曜の16時半には座っていられなくなり早退し、火曜はダウン。最近は健康になったつもりでしたが、きっちり夏風邪をひいて、がっかりでした。
そして咳が残ったため、マスクをしながら残りの3日をなんとか勤め上げた挙句の今日、さらに恐怖の一件が今度はママさんに……
ママさんが、夜中に頭痛がひどくて目が覚め、風邪薬を飲んで寝なおし、今朝になって痛みは薄らいだものの、なんだかふらつくし、ちょっと変、というので、朝一番で最寄りの救急病院へ連れて行きました。
そしてCT検査を受けているうちに、医師らがバタバタバタバタ白衣を翻し、ママさんの検査室になだれ込み、なんだかアヤシイと思ったとたん、ストレッチャー登場。ママさんを乗せてそのまま処置室へ……
なんだなんだなんだなんだなんだなんだなんなんだ!
誰も何も教えてくれないので、読みかけの本を片手に、右肩に自分のカバン、左肩にママさんのカバンを抱え、CT検査室と処置室をあたふたと移動していたわたしにふと気づいた医師が、
「患者さんの血圧が上がるといけないのでご本人にはまだ言っていませんが、どうやら脳内出血があるようです」
「この病院には脳外科がないので、近くの大きな病院に移送します。今担当の医師と連絡を取って、救急車を手配するところです」
「今は、出血をおさえるための点滴をしていますので、しばらくお待ちください」
の、の、の、脳内出血~~~~?!?!?!
うわ~~~、えらいこっちゃ~~~!
しかし為すすべもないので、とりあえず待合室のベンチに座り、来るべき嵐のために仮眠でも、と目をつぶってじっとしていたのだけれど、さすがに頭の中は、こんな感じでした。

見た目冷静、しかし中身ぐちゃぐちゃ。
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しかしながら、結論から言いますと、ママさんは今、自宅で晩飯を普通に食べ、ベッドで犬と一緒に休んでいます。
結局、救急車ではなく、点滴したまま、わたしの車で脳外科のある大病院に移動し、再度必要な検査などした結果、すぐにどうこうする状態ではない、という診断が下されたのです。言語障害も運動障害も出ていないのが幸いでした。
ほっ。
来週の金曜日、もう一度CT検査を受け、出血状態を確認してから、血を抜く手術をするか、またいろいろな持病の薬をどうするか、決定するそうです。
原因は、ちょっと前に、ベッドで頭をぶつけたことにあるようです。
ママさんは実は、数年前に軽い脳梗塞をおこしたため、血液サラサラ薬(ワーファリン)を飲んでおり、ちょっとした出血でも止まらなくなる危険があったのです。ようするに、怪我ですね、怪我。
とても感じの良い先生がアレヤコレヤ説明してくださったため、ママさんもわたしも安心。「万が一、また出血して脳を圧迫するような状態になったとしても、手術で血を抜けば治りますから、心配しなくていいですよ」との言葉は、最悪の状態もある程度覚悟したわたしにとって、神の声でした。
酒と車の運転は、禁止。
頭をぶつけるような危険性のある運動などは、禁止。
あとは何でもOK。具合が悪くなったら、24時間いつでも来院すること。
これらの言葉を頭に叩き込みながら、数時間の検査治療で昼食抜きだったママさんとわたしは、病院の途中にあった「サイゼリア」に飛び込み、むしゃむしゃと遅い昼食を平らげたのでした。
弟ルトサーと姪っ子オヨヨ(アヤヤ)も駆けつけてくれ、気分よく帰路についたママさんの姿に一同安心。
ママさんべったりのトイプーのリリも、うれしそうだったのは言うまでもありません。

でもゆうべは寝不足だったの……
来週の金曜日の結果いかんでは、まだ脳外科手術の可能性も否定できませんし、今後も血栓予防のためのワーファリンは飲まなくてはならないため、根本的に、生活パターン自体を見直すことになりそうです。
しかし夏野菜の収穫も本格的になってきましたから、新鮮な野菜をいっぱい食べて、ママさんには、早く元気になってほしいものです。
とはいえ、今日は水やりも何もできませんでしたので、明朝は、庭の植物たちに、たっぷり栄養と水をやらなくては。

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